クロスでみせる粋な心

　粋な心を親父に学ぶ。

　【 2011.04.02.SAT　クロスを見にショールームへ 】
　家打ち合わせも佳境を迎えた今、今更クロスで悩む。
　クロスは白。どんなに悩んで決めても、何を選んでも、何の
　大差もない。所詮クロス。悩むところではない。インテリア
　コーディーネーターの人も、「わりと家が出来る頃には何を
　選んだか忘れてる人が多いんですよ〜」なんて言っていたの
　で、「んじゃ、全部コレでいっちゃって下さい。」
　と、もう何ヶ月も前にクロスの話は終わっていたのですが。

　この間ふと実家に戻ったら。うちのクロスが、かっこいい。
　父が３０年前に建てた家の廊下は、白のストライプの壁紙に
　天井は青。３０年弱ここで過ごして普通に見ていたけれど、
　この遊び心・・・やるな、親父。　と、初めて思った。
　その事を父に告げると、「普通どうかな〜、と思う以外な事
　はパッとそこに視線がいく。普通は誰も何も気づかない。」
　伸びた。伸びた。伸びたよ、ギュイーーンと親父の鼻が。

　父の鼻をへし折る訳にもいかないし、クロスを再度見直し。
　打ち合わせ時に見せられる、カタログのちっちゃいサンプル
　じゃ物足りないので、高速乗ってクロスのショールームまで
　足を伸ばして、大きなサンプルを確保してきました。
　粋な心を私も息子に伝えるべく！

【 本日の結論 】
　家を出て３年。親に教わることは、今もまだある。
　そして、それを私が息子に教えていくのは、今からだ。

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